新しい三ヶ月

 

あるドイツ人教授の言葉を読んだことがあります。
「ヨーロッパの1年は、日本の1年よりも3ヶ月長い。日本の夏の3ヶ月は何もできない。
ドイツにこんな夏はなく、夏でも快適に勉強ができるのに…」

確かに6月に湿度がぐんぐん上がり始める頃から、なんとなく頭がボーッとして集中できず、
勉強も仕事もはかどらないことがあります。そんなことが夏の約3ヶ月続きます。
涼しくなると、食欲の秋、スポーツの秋、あるいは読書の秋だとか言って、活発に活動を始めるようになるのですが…。
本当に、夏の3ヶ月に有意義な知的活動ができないことは、1年を3ヶ月短くするようなものではないでしょうか。

知的生活を送る人にとって、日本の夏に快適な活動空間を手に入れることは重要な問題です。
それは単に物理的な涼しさを得るということではなく、3ヶ月という時間を新たに創造し、
そこから新しい活動を生み出すという価値があるのです。

そして、知的活動のための空間には、よりデザインされた室内気候が必要です。

例えば、いくら温度と湿度が物理的に満たされていても、外の季節から完全に閉じられた空間であるとき、
本当に快適と言えるでしょうか。
中と外の激しい気候の差が、知的活動にダメージを与えるかもしれません。
外は自然界の活動が活発な、エネルギーに溢れた夏なのです。
ですから、室内にも、その夏にふさわしい快適な知的空間を作りましょう。
そして夏には夏のエネルギッシュな知的活動をしましょう!

夏の知的生活のための新しい3ヶ月。
ピーエスの室内気候といっしょに実現しましょう!

PS dialogue 2013.07

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