快適の指標① 植物と・

秋深まる12月の東京、今日は朝から雨です。北風も手伝って、ひんやりしています。
冷たい雨!やった、今日は快適だ!と思ったのは誰でしょうか。

やったー!真っ先に喜んだのは公園の木々や街路樹たち。待ってました、恵みの雨。
枝葉も幹も根っこも、雨は大歓迎。葉っぱはつやつや、木肌はしっとり、落ち葉たちも地面になじんでいきます。

やったー!次に喜んだのはジョギングをするランナー。雨の日は土の地面が柔らかくなって最高に気持ちがいい。いつもより人も少ないから、穴場の公園も貸切に。

まぁ嬉しい!次に喜んだのは若い娘さん。ここのところ空気が乾燥してたから、こういうしっとりしたお天気はありがたい。お肌もしっとりするしね。

 

この快適をグラフに描きこんでみました。グラフの中央やや右側の塗りつぶされた範囲は、ヨーロッパで快適と言われている範囲です。そして、秋深まる12月の東京の雨の日の外の気温と湿度はグラフの左上部分の点線の範囲です。あれ?重ならない?それは、快適の指標が異なるからです。ヨーロッパの人が快適だと思うところと、モンスーン日本の緑やランナーやとある娘さんの快適だと思うところは違って当たり前ですね。いろいろな快適の指標や考え方を持っていると、いろいろな快適を発見することができるかもしれません。

雨って寒いなあと思わずに、雨って快適だなと思えたら、楽しいと思いませんか。
雨に濡れてキラキラした緑や地面や街中はとってもきれいですよ。

PS dialogue 2013.12

 

私は雨が大好きです。

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