イタリア気候・紀行 2

 

 

 

自然を選ぶ

“夏”と”自然”は、同意語である。植物に囲まれて暮らす感覚の心地よさを感じながら、シンプルでリラックスできて健康的なライフスタイルを実践する。

ここに、多くの人がイタリアの田舎で夏を過ごす理由があるように感じます。だから、イタリアの田舎の夏の主役は、高い空と、夏の陽射しと、元気に育つ緑。そして、夏の一番のごちそうは、畑からとれたばかりの甘みたっぷりの野菜たち。

 

 

 

 

 

 

そんな素朴な味覚を青空の下で楽しませてくれる農園レストラン(アグリツーリズモ)には、丘の道をくねくねと走り抜け、小さな看板を目指してどこからともなく人が集まってきます。レストランとホテルが併設になった施設では、敷地内で育てられた採れたての野菜や生まれたての卵はもちろん、野生の猪や自然放牧で育てられた家畜、ペコリーノチーズ(羊のチーズ)、パン、ワインに至るまで、全ての食材が、この地域で育てられたものばかり集められているので、まさにその土地の自然をまるごと享受するような感覚に至ります。


 

自給自足に近いライフスタイルに身をおいて、心身ともに自然で満たされる感覚こそが、「自然を選ぶ」イタリアの田舎の夏の醍醐味といえるかもしれません。

PS dialogue 2014.9

 

 

 

 

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