食料自給率1100%の先進国

「スローフード」は、
1986年、ローマ中心部への「ファストフード店」の出店に危機感を感じ
その土地の伝統的な食文化や食材を見直すべく
イタリアで社会運動として起こりました。

30年程経った今、その意識は世界へと広がり、
日本でも「地産地消」を唱えた
各地域の食材・食文化への意識の高まりと共に
食に原点をおいたライフスタイルの探求が
進んでいるように感じます。

食料自給率「1100%」という農業王国十勝には
「暮らすように過ごす、スローライフ」をテーマにした農村休暇村があります。

大きな森の中にあるコテージは、まるで森の生活をまるごと体験するかのよう。
暗い森の中を、木の上方に輝くわずかな星の明かりをたよりに歩くこと10分

この土地で育つ旬の食材を丸ごと堪能させてくれるシェフと
自然と食を探究するコンシェルジュが迎えてくれる農園レストランにたどり着きます。

朝は、平飼いしたニワトリの生みたての卵。
畑に育つ野菜は、自らもいで、その場で洗い食べることもできます。

何でも手に入りやすくなったこの時代においてもこのように旬なものを、
その場でその瞬間にいただくスタイルをもつ十勝は
「今、最も質の高い食文化地区」と呼べるのではないでしょうか。

そして、この地域では、田舎だからこその楽しみ方を
できるだけ【急がないで、ゆっくりと】滞在しながら体感できるよう
羊・牧羊犬の世話や農業体験や、移住定住ガイドも備えられています。

また、寒さに対して長年の経験と知恵を備え、
室内環境も整えられたクリマデザイン(室内気候の探求)の先進地区でもあります。

長い冬も活動的で快適に過ごす、そんな十勝のスローライフには
自然の恩恵をいっぱいに受けて過ごす
次世代ライフスタイルのヒントがたくさんつまっています。

 

PS dialogue 2014.10

 

十勝のスローライフにすっかり惹きこまれました。(C)

 

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