東京の冬

 

冬至を過ぎて、少しずつ日が長くなってくると、植物が芽吹きはじめ、人の身体も春に向かって準備を始めるように感じますが、暦に「小寒」、「大寒」とあるように、実はこの時季こそ、東京の冬と呼ぶにふさわしいように思うのです。
では、ここで過ごす人たちにとって、この東京の冬とはどんな気候なのでしょう。 年が明け、来年度の目標に向かって、色々な活動が勢いよく始動する時季ー 来年度の活動を支える新しい製品が発表される時季ー様々な活動の舞台や拠点となり、司令塔の役割を果たす東京の仕事人たちは、活発にアイデアを交わし、組み立て、ものすごいエネルギーでものごとを動かしています。
そんな仕事人にとって、東京の冬がつくりだす“冷たくて新鮮な空気”は、まるで暑さで乾ききった喉を潤す山の涌き水のように、熱くエネルギーの高まった人々の脳に春の鮮度をもたらしてくれるよう。

また、アルプスから吹き下ろす強い風で澄み渡った“空”と、春に向かって進んでいることを大声で知らせてくれるかのような“強大な太陽”は、活動に前向きなエネルギーを注いでくれるようですし、寒さを越えてグンと芽を伸ばす植物たちは、勢い良く活動を展開していくためのパートナーになるでしょう。
だから、室内には、東京の冬を味方につける、春の知的活動のための気候がほしいと思う。春の勢いが近くに感じられる大きなピクチャーウィンドーを前に、脳と身体のコンディションを活動的に保ってくれるような室内気候のあるオフィス。

少し開いた窓から、新鮮な空気が脳に届くような流れがあって、軽快で、血液の循環を促すような湿度と温度で柔らかに包まれる…

そんな春の活動のための室内気候を、専門企業PSと一緒につくりましょう。

 

PS dialogue 2016.2

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