春の熊本から

春の熊本から

太陽の日差しが強くなってきました。春は別れと出会いの季節、そして気持ちもフレッシュに感じます。命の息吹が強くなる季節には、いつもよりたくさん外を歩きたくなりますね。

さて九州は熊本県、熊本市街の南側の坪井川沿いには唐人町通りという地域があります。電線が地中に埋めてあり、とても良い景観の通りを歩くことができます。唐人町通りには専門店が並びとても面白いエリアです。美味しい塩アイスのお店もあります。そしてこの唐人町通りには、レンガでできた雰囲気のある建物があります。名前は、PSオランジュリといいます。

PSオランジュリの建物は、今からおよそ90年前に作られました。PSオランジュリの側には明十橋(めいじゅうばし・明治10年/西暦1978年)という石橋が架かっています。熊本には、「肥後の石工」と呼ばれる石職人がいたそうですが、PSオランジュリの側の明十橋を架けたのは、名石工の橋本勘五郎なのでそうです。
(写真:PSオランジュリと明十橋と坪井川)

 

さてさて、本題に入りましょう。PSオランジュリは、湿度と温度と室内気候を探求するピーエスの、熊本センターなのです。PSオランジュリは、北海道・岩手・東京・軽井沢・熊本にそれぞれ開かれているPS室内気候センターとネットワークで繋がっており、また独立した拠点でもあります。自然豊かな日本列島の中でも、高温多湿で特に夏の猛暑の厳しい熊本では、春夏秋冬と、熊本独自の気候があります。そんな熊本では、今の季節に、どのようなPS室内気候が実現できるのでしょうか。気候旅行をする気持ちで、あなたもPSオランジュリを訪れて見ませんか?

次回は、PSオランジュリの室内気候空間についてご紹介します。

PS dialogue 2013.04

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