朝市をつくる

 

どんな街でもどんな国でも、朝市に行くとわくわくします。
採れたての魚や、色とりどりの野菜や果物がみずみずしく並んでいて、隣には焼きたてのパンやお菓子、それから山のように積みあがった香辛料、フレッシュな牛乳やチーズ、なにより朝の新鮮な空気の中で食べ物を吟味できることはこの上ない贅沢ではないでしょうか。

肉も魚も野菜も量り売り。だから自分の必要な分だけ買えます。ちょっと大きめのトマトが欲しい人もいれば、小さめのトマトが欲しい人もいます。トマト1個120円、と1個単位で値段をつけると、規定の大きさに合わないものは弾かれてしまうかもしれませんが、量り売りなら解決できる点もありそうです。大きいサイズのパンやチーズも、好きな分だけ買うことができて、とても合理的ではないでしょうか。なにより、まるで新鮮な食べ物を収穫している気分になります。

しかし市場は限られた時間や曜日しか開かれないこともあります。近くの八百屋さんやスーパーマーケットもこんな市場みたいだったらいいな、と思ったことはありませんか。朝市の新鮮空気が感じられ、野菜や果物がみずみずしく積みあがっていて、しかも毎日そこで健康的な食べ物を手に入れることができたら…。

ピーエスが提案するのは、そんな朝市のようなマーケット空間です。

“ピーエスの室内気候”によって、まるで秋の朝のような、清々しく、きゅっと引き締まった室内気候をデザインすることで、野菜も果物も、朝市のように活き活き新鮮な状態でディスプレーすることができるのです。風や音のない自然に近い空間ですから、食べ物にとっても、そこで選ぶ人にとっても、快適な環境が生まれるでしょう。

PS dialogue 2013.06

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