PS Cantinaの美食学

 

美食とは、「味覚を喜ばすものを情熱的に、理性的に、常習的に愛する心」。
~ブリア・サヴァラン『美味礼讃』1825より~

 

食べるという行為は人間活動の基本ですが、それを芸術の域にまで高めたものが「美食」です。
この芸術的美食というのは、食材の生産から貯蔵、調理を経て、味覚に到達する瞬間においしさの頂点を作りだす、情熱的で理性的で常習的な食の探究の成果物なのです。
それは、画家が美の頂点を演出する芸術的な絵画を鑑賞するときのように、胸を高まらせ、人にインスピレーションや活力を与えてくれます。

美食というと調理の段階にフォーカスが当てられがちですが、食材のおいしさを芸術的に演出するには、適切な貯蔵が不可欠です。ワインやチーズのおいしさは、まさに「貯蔵の芸術」と言えるものです。

しかも芸術としての貯蔵は、次の段階へと進もうとしています。

スーパーや食料品店へ足を運べば何でも手に入る昨今、貯蔵は、本来の意義から大きく発展し、個々の目的やライフスタイルによって多種多様にデザインされるものになりつつあります。それが「21世紀型の貯蔵スタイル」なのです。

ワインセラーを作ろうと思った時、そこがワインを貯蔵するだけの空間なのか、それとも中でワインを選べるオープンなワインセラーなのか、あるいはダイニングと一体化したライフスタイルとしてのワインセラーなのかによって、ワインの貯蔵スタイルは変わります。

野菜マルシェだったらどうでしょう。一つ一つの野菜がそれぞれ貯蔵に適した温度を持っていて、冷蔵庫の温度で貯蔵するのが良い野菜もあれば、常温で貯蔵するのが良い野菜もあります。しかし冷蔵庫と常温の間でこそ、最もフレッシュでいられる野菜も多いのです。それらの条件を満たしながら、まるで直接畑から収穫するような気分でフレッシュな野菜を手にとれる、自然に近い貯蔵スタイルのマルシェを作るには、どうしたらいいでしょうか。

ピーエスが提案するのは、そんな21世紀型の貯蔵スタイルを実現する「PSカンティーナ」です。

PSカンティーナの貯蔵環境を作るのは、ピーエスの除湿型放射冷暖房PS HR-Cです。
PS HR-Cによる貯蔵気候デザインの可能性は無限で、貯蔵するものや貯蔵の目的、ライフスタイルに合わせて、例えば壁で閉じられた貯蔵庫のようなPSカンティーナや、生活空間や活動空間と密接したPSカンティーナなどをデザインすることができるのです。

例えばPS HR-Cからの距離を工夫すれば、それぞれ適温の異なるものを一つの空間の中で貯蔵することも可能になります。適温が約12℃のサツマイモをPS HR-Cのそばに置き、適温が約14℃の生姜、約15℃のかぼちゃ、約18℃のバナナなどをだんだん遠くに貯蔵するのです。

まさに“情熱的で、理性的で、常習的な貯蔵”により、新しいライフスタイルが生まれる予感がしてきませんか。
PSカンティーナで、最高の美食を探究しましょう!

PS dialogue 2013.05

 

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