シガーの嗜み

コースの最後の一皿、繊細なデザートの後に、シガーを。
ソムリエがマリアージュした特別の食後酒とともに、シガーの馥郁たる香りをゆったりと味わう。
ごちそうの最後には、余韻を愉しむ大人だけの嗜みがあります。

日本にはミシュランの星の輝くフレンチ・レストランは数あれど、
コースの最後にシガーをサービスするスタイルはまだまだ浸透してはいません。
フレンチの本家本元、フランス人たちは、ただただ食べることだけでは飽き足りません。
味覚、触覚、嗅覚、視覚、聴覚、五感のすべてで素晴らしさを味わわせること、
それがフレンチ・レストランには求められています。

そして、美食家たちのあらゆる感覚を満たしたのち、最後に供されるシガーは、その香りのためだけのものではありません。
煙が熱を帯び過ぎないようにゆっくりと吸い込み、くゆらせる。
その時、あなたは日ごろの充実してはいるけれどめまぐるしい気忙しさから束の間解放されるのです。
シガーが約束するのは、何ものにもかえ難い豊かな時間。
忙しい人だけにわかる贅沢な味わいです。

さて、シガーはその管理の難しさで知られています。
特別な気温と湿度とが常に一定に保たれたシガーだけの環境が必要なのです。
その環境を作り出すのが、ピーエスのウォークイン・ヒュミドール。
ぜひピーエスにご相談ください。

 

洗練された大人のたのしみのために。

 

PS dialogue 2013.06

 

 

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